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Dec

ブラウザシェアとFLASHプレイヤーの普及率 推移

WEBニュース

まず2008年から2010年までのシェア推移をご参照ください。

■ブラウザシェア推移 (海外と日本)

  2008年1月 2009年1月 2010年1月 2010年11月 2009年11月(日本) 2010年11月(日本)
Internet Explorer 8 0 0 23.69 26.64 36.9 54.10
Internet Explorer 7 0 31.12 15.59 8.78 22.00 14.30
Internet Explorer 6 40.12 26.78 10.41 4.66 28.00 15.20
Firefox 28.70 31.10 32.30 30.20 6.05 6.06
Safari 2.70 2.70 5.40 5.70 3.69 5.63
Chrome 0 0 6.30 12.4 1.29 2.51
Opera 2.00 2.00 2.10 1.90 0.49 0.54
Playstation 3         0.03 0.04

参考:W3Counter(海外)
http://www.w3counter.com/globalstats.php
日本データは弊社調査

W3Counter(海外)調べではIEシェアが40%を割り込み順調に(?)下降していくのが読み取れますが、日本では未だに80~90%がIEを使っているようです。
なぜにこれほどまでに海外と日本では使用ブラウザに違いが出るのか?
日本人気質によるものなのか興味深いところではありますね。

Web開発者にとって悪名高い、Microsoftが自ら「腐った牛乳」と呼んでいるIE6は日本ではまだ15%というしぶとさを見せてはいるものの、Yahoo!JAPANやGoogleなど数多くのサイトのサポートも終了しつつあるので2011年からは日本も海外シェアに近いものになりそうです。

「Google Chrome」はここ最近の伸びが大きくjapan.internet.com(日本)調べでは16.5%のシェアという数字もあり、制作時のチェックブラウザとしてはもはや必須といえます。

http://japan.internet.com/research/20101207/1.html

■ディスプレイ解像度シェア

1024x768 21.07
1280x800 17.76
1280x1024 9.23
1366x768 8.99

前回のシェアの記事でも同じことを書きましたが
ディスプレイの解像度では1024x768サイズが一番使用されていて、長い年月でこのサイズが変わらずシェアを保っているため、今後数年もトップシェアであることは間違いないと思います。

ディスプレイの解像度シェアはそれほど変わりがありませんがサイトの幅は少しずつ広がっている点について、ユーザビリティを考慮しサイト幅をどうするのか?
サイト幅が広い場合、左右に置くコンテンツはどうするのか?
サイト設計をする時には吟味が必要ですね。

■FLASHプレイヤーのバージョン毎の普及率

http://www.adobe.com/products/player_census/flashplayer/version_penetration.html

言語ActionScript3.0対応の「Flash Player 9」は最近では日本でもほぼ99%となったようです。10は97%、10.1は66%なのでもうしばらくは9で対応したほうがよさそうです。

Flashの最新版の普及率が高いのは自動更新・古いバージョンはセキュリティ的に問題があるのが一般にも周知されているせいでしょうか。

ブラウザも古いものはセキュリティ的に多いに問題がありますので特にIE6使用ユーザー・企業の皆さまは「腐った牛乳」でお腹を壊す前にいち早く最新ブラウザ(できればIE以外)を導入していただきたく思います。
制作者側としてもどんどん増え続けるブラウザチェックは大変なので古いブラウザの早期退場を願いたいところですね。

by iseki 2010年12月10日 03:35 トラックバックTrackback (0) コメントComments (0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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