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07
Aug

セカンドライフを取り巻く環境

Second Life

SLチーム701です。おかげさまでセカンドライフへのお問い合わせが増えております。

何でも「セカンドライフ ラーメン」でググると最初のページにうちのブログが出るとか笑
スタッフがSL内で遊んでいるのも役に立つんだ。と改めて認識しています笑


さて、日本語版もスタートし、また一段とメディア露出の多くなって盛り上がっている感の
あるセカンドライフですが、実は、最近は、ネット上や本場アメリカからはネガティブな意見も
目立ってきているんです。

弊社へのお問いあわせの中にも「実際のセカンドライフってどうなの?」というような質問が多いので、今日は、あえて、そのへんのところを書いてみたいと思います。


『ディズニーランドにはなれない「セカンドライフ」』(NIKKEI NET)

・ユーザー数が850万人と言うが実質は40万人程
・日本は過熱気味すぎる、米ではそれほど盛り上がっていない
・1シム(区画)への同時アクセスが50人程を超えるとはじかれる
・すぐに飽きてしまって再ログインをしない
・などなど

確かに、実際にログインをしてSL内をうろうろしてみると、さながら映画に出てくる
「ゴーストタウン」みたいな街がいっぱいあります笑。
ひゅーって感じの風が吹いてそうなあのゴーストタウン。
大手企業の建物も大きい割に人がいないので、逆にさびしい感じがするものも。。
あと、私の周りにも「1週間で飽きてログインしていない」というような声もかなり聞きます。


そんな中、7/26にセカンドライフの日本における主要人物達が集合した
「バーチャルワールドカンファレンス2007」が開催されました。


「Virtual World-Conference 2007」セッション1:今、何が起きているのか?
「Virtual World-Conference 2007」セッション2:事例紹介企業の挑戦
「Virtual World-Conference 2007」セッション3:これから何が起きるのか?

上記記事は「THE SECOND TIMES」さんが詳細レポートとしてあげているものです。
すごく詳細まで書かれているので会場の雰囲気がわかると思います。


私が参加して感じたポイントとしては以下です。

・セカンドライフの現在は10年前のネット黎明期のようなもの
 (10年前にメアドを1人が1つ以上持つ時代がくることを予想できたか?)

・セカンドライフは3Dを題材にしたメタバースと言われるものの代表であり、
 今後、何年かの間でこのメタバースは普及していく、勝ち残るメタバースが
 セカンドライフであるかどうかはわからない

・セカンドライフ内でも人間は人間しか見ていない、建物に注目などしない
 (実社会で街を歩くときに、かわいい女の子しか見ていないのと一緒w)

・現在、企業がセカンドライフに参入するメリットは「実験」と「マスコミへの露出、PR」

・将来、セカンドライフ内で販売がうまくいきそうなモノは、車、マンション、宇宙旅行
 (実際に体験できないものをSL内で疑似体験することで購買への導線となる)


また、カンファレンス内でも頻繁に言われていましたが、ユーザーからすると(かなり改善はされたが)まだPCスペックが厳しいという問題は大きいようです。ネット黎明期のダイヤルアップ時代みたいなものですかね。


より、上記にあるようなことも踏まえ、

現在、参入を検討している企業様からすると、そういう状況の中で、何をするかを事前にちゃんと
検討する必要があると思います。または、PRの一環と考えて、広告費のなかでセカンドライフを
考えるのも有りだとは思います。業界初とかいうものはニュースになりやすいですし笑

5年後、10年後にセカンドライフがどうなっているかは誰も予想はできません。
10年前にmixiがこんなに流行るとは誰も想像できなかったですよね。

ただ、そのときに、乗り遅れているのはイヤだ。という思いから、参入する企業が多いのも事実です。

そんな現状を踏まえて、セカンドライフへの相談やお問い合わせをしていただければ幸いです。

お問い合わせ先はコチラ

追伸:セカンドライフ関係者との話の中で最近良く出てくる話が、
   
   『セカンドライフと言えば「氷川きよし」だよね笑』

    ハートフォード生命が「セカンドライフを応援する」としてCMをバンバン
    うっている関係でCMキャラクターの氷川きよしさんが頭に残るって話
    なんですが、あれ、狙ってるよねって声もチラホラ。
    「セカンドライフを応援します~♪」
    弊社も応援しますので、よろしくお願いします笑

by naoi 2007年8月 7日 10:08 トラックバックTrackback (0) コメントComments (0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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